(第6回)「連続強化」と「部分強化」

そんなことまで行動分析学(蒲生裕司)| 2019.02.05

「行動分析学」を知れば、世の中が見えてくる!?
同じものごとに出くわしても、それに対する反応の仕方は人それぞれ。でもよく見てみると、同じ人は必ず同じやり方で反応し、それが思わぬ問題を引き起こすことも……。
人の「行動」のきっかけと理由を解明する心理学、それが「行動分析学」。その考え方を用いて、話題のニュースや身近な出来事を読み解きます。


(毎月上旬更新予定)

フランスの南西部にあるアングレームで毎年1月末に開催される、アングレーム国際漫画祭が今年も開催されました。この漫画祭はヨーロッパ最大規模の漫画の祭典であり、「漫画界のカンヌ」などともいわれているそうです。その第46回となる今回、漫画の発展に大きく貢献した作家に授与される賞である「グランプリ」に、『うる星やつら』や『めぞん一刻』などの作品でお馴染みの、高橋留美子さんが選ばれました。過去には、2007年に水木しげるさんが日本人で初めて最優秀作品賞を受賞、2015年には大友克洋さんが日本人初のグランプリを受賞しているそうです。なので、今回のグランプリ受賞は日本人として二人目の快挙となります。漫画祭の主催者は高橋さんについて「出る釘は打たれるという日本の社会で、彼女は弱者や変わり者に焦点を当て続けることで、彼らにもセカンドチャンスを得る権利があることを示してきた」と評価したそうです。フランス語が苦手なので変な翻訳になっていたらすみません1)

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脚注   [ + ]

1. 高橋留美子さんの受賞に関するアングレーム国際漫画祭の公式ホームページです。