ゆきかきとこだま―居場所に佇む(二宮貴至)(特別企画:ひきこもりに現場で向き合う)

特別企画から(こころの科学)| 2020.06.17
心理臨床、精神医療、教育、福祉等の領域で対人援助にかかわる人、「こころ」に関心のある一般の人を読者対象とする学術教養誌「こころの科学」。毎号の特別企画では、科学的知見の単なる解説ではなく、臨床実践に基づいた具体的な記述を旨としています。そうした特別企画の一部をご紹介します。

(毎月中旬更新予定)

◆本記事は「こころの科学」212号(2020年7月号)の、二宮貴至編「ひきこもりに現場で向き合う」に掲載されているエッセイです。◆

日本でひきこもり状態にある人の数は推計115万人にのぼり、また40代以上が61万人とされるなど高年齢化(いわゆる8050問題)が大きな課題となっています。本特別企画では、ひきこもり支援に関する枠組み等を整理しつつ、さまざまな現場で活動する支援者が個々のケースとどのように向き合っているかをお伝えします。

時は乗りそびれた列車のごとく遠くへと過ぎ去っていく。残されて佇むものたちは、はたして無常に漂泊するうたかたであろうか。

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。→ . 会員登録(無料)はお済みですか? 会員について

この号の記事をすべて読むには
雑誌購入ページへ