原爆と核兵器、戦争、戦争体験を知る

特設ページ| 2024.08.15
戦後79年、いま読んでおきたい、原爆と核、戦争、戦争体験にかかわる日本評論社の本と、Web日本評論の記事をまとめました。

原爆と核兵器

▽『原爆 捨てられない記憶と記録』(佐々木猛也:著)
廣島に生まれ、広島で育ち、ヒロシマにかかわり、廣島原爆の歴史の中に生きてきた著者が、核兵器禁止条約批准と廃絶を説く渾身の書。

 

 

▽『家庭裁判所物語』(清永聡:著)
原爆裁判に2019年に70周年を迎えた家庭裁判所。日本国憲法の理念を実現してきた足跡を、貴重な証言と資料から、丹念に描く。最高裁初代家庭局のメンバーであった裁判官・三淵嘉子は、のちに「原爆裁判」を担当した。

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Web日本評論での紹介記事(内容が一部読めます)

▽『「核兵器廃絶」と憲法9条』(大久保賢一:著)
反核平和を信条とする法律家が核兵器を廃絶したい、憲法9条を護り世界に広げたいと考え、行動する全ての人々に送るメッセージ。

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▽『「核の時代」と憲法9条』(大久保賢一:著)
核兵器廃絶と憲法9条の理念をかけて40年の弁護士生活を歩む中で時々に綴った珠玉のエッセイ集。

 

 

▽『自由法曹団物語:人間の尊厳をかけてたたかう30話』(自由法曹団:編)
1921年に設立され、百周年を迎えた基本的人権の保障、民主主義、平和の擁護等を目的とする弁護士団体の活動を物語として伝える書。原爆症認定訴訟 についての章が含まれている。

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戦争、戦争体験

▽『法学者・法律家たちの八月十五日』(日本評論社法律編集部:編)
日本が終戦を迎えたあの日。法学者・法律家たちは何を思ったのか。戦時下の学者と学問の有り様を記録したエッセイ集。
長谷川正安、小野清一郎、横田喜三郎、熊谷弘、小林俊三、沼田稲次郎、世良晃志郎、兒島武雄、浦辺衛、正木ひろし、鵜飼信成、田畑茂二郎、磯野誠一、福島正夫、河村又介、植松正、宮沢俊義、峯村光郎、浅井清信、鈴木安蔵、村松俊夫、田畑忍、安井郁、岡倉古志郎、杉村章三郎、中村哲、加藤新平、林修三、舟橋諄一、沼正也〔解説:出口雄一、西村裕一、坂井大輔、前田亮介〕

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Web日本評論での紹介記事(内容が一部読めます)

▽『戦争と文化的トラウマ:日本における第二次世界大戦の長期的影響』(竹島正・森茂起・中村江里:編)
現在にまで及ぶ日本の戦争体験を「文化的トラウマ」の視点から、歴史学、臨床学、ジャーナリズム等の協働により学際的に検討する。

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▽『戦争トラウマ記憶のオーラルヒストリー:第二次大戦連合軍元捕虜とその家族』(中尾知代:著)
第二次大戦連合軍の英米蘭の元捕虜・民間人抑留者とその家族のトラウマ・PTSDを整理。日本軍が与えた、今も残る痛みに向き合う。

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▽おさらい日本の近現代史―「日本」と東アジアの関係を読み解くために
(第15回)戦後日本における「過去の克服」(1)(本庄十喜)
(第16回)戦後日本における「過去の克服」(2)(本庄十喜)

 

▽『アニメと戦争』(藤津亮太:著)
『桃太郎 海の神兵』から『この世界の片隅に』まで、アニメに登場する様々な戦争。その系譜をたどり、社会との関係を問い直す。

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