(第8回)確立操作

そんなことまで行動分析学(蒲生裕司)| 2019.04.04

「行動分析学」を知れば、世の中が見えてくる!?
同じものごとに出くわしても、それに対する反応の仕方は人それぞれ。でもよく見てみると、同じ人は必ず同じやり方で反応し、それが思わぬ問題を引き起こすことも……。
人の「行動」のきっかけと理由を解明する心理学、それが「行動分析学」。その考え方を用いて、話題のニュースや身近な出来事を読み解きます。


(毎月上旬更新予定)

ピエール瀧について語ります。

ピエール瀧は2019年の1年間限定で、彼が所属するバンドである「電気グルーヴ」の活動においての名前を「ウルトラの瀧」と改名したのですが、ややこしいので、ここではピエール瀧と呼ばせていただきます。何を隠そう、私は「電気グルーヴ」のファンです。愛しています。なので、あえて敬称を使わないことをお許しください。前身のバンドである「人生」の頃からファンでした。その頃ピエール瀧は「畳三郎」という名称で活動していました。当時は1980年代後半でしたから、私は、もう30年以上も、ピエール瀧と「電気グルーヴ」のもう一人のメンバーである石野卓球の音楽や発言を追いかけていることになります。「電気グルーヴ」におけるピエール瀧の担当は「瀧」です。あるTV番組内で、「電気グルーヴの中で瀧さんは何の担当なのですか?」と訊かれ、「瀧です」と答えたことから、ピエール瀧の担当パートは「瀧」とクレジットされるようになったそうです。ある「電気グルーヴ」のライブでは、他のメンバーが演奏する中、ステージ上で綿菓子を作っていたこともあります。それが「瀧」というパートなのです。

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