(第10回)山梨・日野春
ぶらり民法散歩(伊藤栄寿)| 2019.06.20
民法の“聖地”を“巡礼”してみよう。
“聖地巡礼”という言葉が、映画・アニメやスポーツなどの舞台となった場所に赴くという意味で使用されるようになって久しい。
法学の世界にも、“聖地”が存在する(と思う)。かの著名な法学者の生まれた地、あの事件の起こった場所、法学に関係する歴史ある建造物…。上智大学の伊藤栄寿氏が、みなさんをそんな場所へご案内。今日は六法を置いて、この連載を旅のお供に、民法の“聖地”をぶらり散歩しよう。
“聖地巡礼”という言葉が、映画・アニメやスポーツなどの舞台となった場所に赴くという意味で使用されるようになって久しい。
法学の世界にも、“聖地”が存在する(と思う)。かの著名な法学者の生まれた地、あの事件の起こった場所、法学に関係する歴史ある建造物…。上智大学の伊藤栄寿氏が、みなさんをそんな場所へご案内。今日は六法を置いて、この連載を旅のお供に、民法の“聖地”をぶらり散歩しよう。
(毎月下旬更新予定)
山梨県北杜市。山梨県の北西部に位置しており、甲府市の北西に位置する。北杜市は、山岳景観日本一、国蝶オオムラサキ生息日本一、日本一の名水の里、日照時間日本一という、4つの日本一を誇る街である。
日野春駅は北杜市の南部に位置する。東京から向かうのであれば、新宿駅からJR中央本線の特急「あずさ」か「かいじ」に乗車し、1時間半~1時間45分ほどの電車の旅を楽しみ、まずは甲府駅に向かう必要がある。甲府駅で、中央本線の普通電車に乗り換え、30分弱乗車すれば、日野春駅に到着することができる。