出題(2021年5月号掲載分)/応募締切(5月8日)/解答(2021年8月号掲載)

エレガントな解答をもとむ(数学セミナー)| 2021.04.09
 『数学セミナー』のコーナー「エレガントな解答をもとむ」の出題を掲載します.奮ってご応募ください.解答・講評(3ヶ月後)は,本誌にてご確認ください.

(毎月10日頃の掲載予定)

$\def\t#1{\text{#1}}\def\dfrac#1#2{\displaystyle\frac{#1}{#2}}$

出題1

$a,\,b$ を整数とし,$n$ を $2$ 以上の整数とする.このとき,$ax^n+by^n$ ($x,\, y$ は整数) の形では表せない整数が無限個存在することを証明せよ.

出題:斎藤新悟

出題2

$0\leqq\theta\leqq 1$ とします.よく知られているように $\cos(\pi\theta) =\dfrac 12$ となる $\theta$ は $\dfrac 13$ であり,有理数です.同様に $\cos(\pi\theta)=\dfrac 1{\sqrt 2}$ となる $\theta$ は $\dfrac 14$ であり,これも有理数です.

では $\cos(\pi\theta)=\dfrac 1{\sqrt[3]{2}}$ となる有理数 $\theta$ は存在するでしょうか.存在するならばその $\theta$ を具体的にもとめ,そうでなければそのような有理数 $\theta$ は存在しないことを証明してください.

出題:渋川元樹

応募規定[解答掲載2021年8月号]

郵送の場合

B5判の用紙をご使用のうえ,解答用紙 l 枚ごとにA:出題の番号(例:5月号出題1),B:住所,氏名(ふりがなも明記,誌上での仮名を希望される方は,こちらに明記),年齢,職業を記入して,下記宛先までお送りください.

〒170-8474 東京都豊島区南大塚3-12-4
日本評論社 数学セミナー〈エレガントな解答をもとむ〉係

メール送信の場合

B5判のサイズで,解答用紙l枚ごとにA:出題の番号(例:5月号出題1),B:住所,氏名(ふりがなも明記,誌上での仮名を希望される方は,こちらに明記),年齢,職業を記入して,下記フォームから PDF ファイルを送信して下さい (ファイルサイズ10MBまで).

解答記載に LaTeX ご利用の方は,テンプレートもご活用下さい.テンプレート利用は任意です.またテンプレートの漢字コードはUTF8です.ファイルが文字化けするときは適宜変換してお使いください.

「エレガントな解答をもとむ」解答投稿フォーム

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このアドレスに,投稿確認用のメールをお送りします.
受信確認が不要な方は空欄で構いません.
編集部に届くメールと同内容のものを送信しますので,お送りいただくPDFファイルも添付されます.
メールアドレスは返信用に使うだけで,収集することはありません.

※解答PDFを添付して下さい

投稿フォームが上手く動かないなどの場合は,susemi_elegant@nippyo.co.jp に直接お送り下さい.

注意事項

  • 締切:2021年5月8日
  • 二題に応募されるときは,郵送の場合は解答用紙を,メール送信の場合はファイルを,出題ごとにかえてください.
  • 年齢を忘れずにお書きください.
  • 解答用紙は両面の使用を不可とします.
  • 解答用紙はご返却できません.
  • 問題のご感想も歓迎します.
  • 出題掲載号:数学セミナー2021年5月号
  • 解答・講評は,本誌2021年8月号にてご確認ください.

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