Web日本評論だけの!!記事 一覧▼
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)|
2025.01.14
(第12回)自分の感情を打腱器にするということ
打腱器というのは、脳神経内科の先生が腱反射をみるときに使う道具です。道具はなんでもそうであるように使い勝手があります。たとえば、膝での膝蓋腱反射は手慣れていない人があまりよくない道具で試みても比較的簡[……]
伊藤真のひまわり先生|
2025.01.08
(第75回)緊急事態条項と抵抗権
2024年12月3日、韓国で戒厳令が宣布されました(翌日解除)。
今回の戒厳令は、国会による解除要求が速やかに決議されたため、短時間で無効化されましたが、一度政府による国家緊急権(緊急事態条項)[……]
私の心に残る裁判例|
2025.01.06
(第80回)自由意思と証明責任(川口美貴)
山梨県民信用組合事件最高裁第二小法廷判決
1 就業規則に定められた賃金や退職金に関する労働条件の変更に対する労働者の同意の有無についての判断の方法
2 合併により消滅する信用協同組合の職員が、合併[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)|
2024.12.13
(第11回)小さなこころは大きくできない
テレビドラマを見ていたら、初老の男性上司の何がしかの発言に対して、20代の部下の女性が「小さ!」とその器の小ささを小声で吐き捨てる場面がありました。近ごろ、もう老い先も短いんだからとサンタンドレという[……]
伊藤真のひまわり先生|
2024.12.09
(第74回)一人一票の実現
一人一票を実現するための運動と裁判については、これまでも何度か紹介してきました。主権が国民にあるというのは、一人一票が実現してこそです。
今回は、2024年10月27日に行われた衆議院議員総選挙[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文|
2024.12.04
(第74回)デジタル社会における偽情報・なりすましとプラットフォーム事業者の役割(有吉尚哉)
濱田新「SNS型投資詐欺とプラットフォーム事業者の幇助責任」
法律時報96巻11号(2024年10月号)より
近年のデジタル化の進展により社会生活の利便性が急激に向上している。一方[……]
私の心に残る裁判例|
2024.12.02
(第79回)株式会社に求められる目的とは何か(中曽根玲子)
八幡製鉄政治献金事件
1 政治資金の寄附と会社の権利能力
2 会社の政党に対する政治資金の寄附の自由と憲法
3 取締役が会社を代表して政治資金を寄附する場合と取締役の忠実義務
---八幡製[……]
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―|
2024.11.20
大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―
日本を含めて大麻に関する世界的な問題意識の高まりは、20世紀後半の現象です。しかし、大麻に関する科学的な研究が深まったのはここ数十年のことで、当時の犯罪化の根拠については科学性は希薄、むしろ政[……]