Web日本評論だけの!!記事 一覧▼
法格言の散歩道(吉原達也)|
2022.03.07
(第6回)もし他人の四肢を破壊し、その者と和解しなければ、タリオがあるべし
Si membrum rupsit, ni cum eo pacit, talio esto.
(lex duodecim tabularum 8, 2)
スィ・メンブルム・ループシット・ニー[……]
子どもの心のお薬Q&A(岡田俊)|
2022.03.04
(第6回)落ち着きのないわが子に鉄剤が投与されたのですが、なぜですか?/依存症が心配なので、毎日ではなく必要なときだけ薬を飲ませてもいいですか?
Q 「うちの子はとにかく落ち着きがなくて、病院を受診しました。注意欠如・多動症治療薬ではなく鉄剤が投与されたのですが、なぜですか?」
「落ち着きがない」という症状があるとき、その原因は注意欠如・多動[……]
私の心に残る裁判例|
2022.03.01
(第46回)憲法学と行政法学との対話(本多滝夫)
呉市立中学校施設使用不許可事件
公立小中学校等の教職員の職員団体が教育研究集会の会場として市立中学校の学校施設を使用することを不許可とした市教育委員会の処分が裁量権を逸脱したものであるとされた事例
[……]
日本のリーダーはなぜ決められないのか――経営に活かす精神分析(堀有伸)|
2022.02.22
(第2回)「集団に従い過ぎる」または「完全に反発する」
日本人は本当に集団主義なのか?
現在は、スマートフォンが世界の市場を席巻しているが、日本で開発された携帯電話は「ガラケー(ガラパゴス携帯)」と呼ばれ、世界の携帯電話市場で存在感を示していない。このよ[……]
おさらい日本の近現代史―「日本」と東アジアの関係を読み解くために|
2022.02.21
(第7回)台湾に対する植民地支配(清水美里)
1 1930-1931の歴史的出来事
2010年代に台湾で大ヒットした歴史映画に『セデック・バレ』と『KANO』がある。前者は霧社事件、後者は嘉義農林学校野球部の甲子園出場を描いた作品である[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文|
2022.02.15
(第42回)フリーランス化の波について(松井博昭)
本久洋一「正規従業員の業務委託化について」
法律時報93巻1号41~46頁
本稿は、近年、フリーランスが多用されている背景について、企業実例を挙げながら考察した、実務上興味深い論文である。[……]
石原先生の算数クリニック---目からウロコの算数教え方講座|
2022.02.14
(第11回)算数教育のあり方を問う(小数はこれでいいのか?)
目次
00:35 「0.1は0より小さい」と思い込んでいる子どもが少なくない!
01:43 子どもの素朴な疑問に答えていない教科書
03:13 教科書の説明の実例
04:20 [……]
伊藤真のひまわり先生|
2022.02.08
(第40回)2022年の憲法状況
2021年は、引き続きのコロナ禍や、オリンピック開催などをきっかけに、ワクチン差別、飲食店いじめ、ジェンダー問題、ネット被害、外国人問題、夫婦別姓など憲法問題を考える機会が多くなったように思います。
[……]
法格言の散歩道(吉原達也)|
2022.02.07
(第5回)法の極みは不法の極み
Summum ius summa iniuria.
(Cicero, de officis 1, 10, 33)
スンムム・ユース・スンマ・インユーリア
(キケロ『義務について』1, 10,[……]
子どもの心のお薬Q&A(岡田俊)|
2022.02.04
(第5回)自閉スペクトラム症のわが子に、チックのような症状や寝付きに問題があるとき、薬は効果がありますか?
Q 「うちの子には、知的障害と自閉スペクトラム症がありますが、顔をくしゃっとしたり、腕で頭をたたいたりします。チックではないでしょうか? 薬に効果がありますか?」
チックというのは、突然、目的なしに[……]