Web日本評論だけの!!記事 一覧▼
私の心に残る裁判例|
2024.04.01
(第71回)リーディングケースの不変の価値(尾崎愛美)
警察犬カール号事件
警察犬による臭気選別の結果が有罪認定の用に供しうるとされた事例
最高裁判所昭和62年3月3日第一小法廷決定
判例時報1232号153頁
近年、AIの進化に伴い、AIを犯[……]
民事弁護スキルアップ講座(中村真)|
2024.03.22
(第27回)原本・正本・謄本そして抄本
1 「原本、正本、謄本、そして抄本」
民事手続上、文書の分類の仕方としてはいくつかの視点があります。
例えば、「公文書/私文書」や「処分証書/報告証書」などといった具合にです。
同じよう[……]
地球惑星科学の地平を求めて(半揚稔雄)|
2024.03.19
(第23回)生命発生の理想郷はいずこに?
$\def\t#1{\text{#1}}\def\dfrac#1#2{\displaystyle\frac{#1}{#2}}$
今から半世紀以上前まで,世の多くの賢者は,生命という視点で,地球が宇宙[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)|
2024.03.18
(第5回)古代ローマ人とギリシア語 Et tū, Brūte!/ブルートゥス, お前もか!
Et tū, Brūte!
エト トゥー ブルーテ!
(ブルートゥス, お前もか!)
ラテン語とギリシア語
ラテン語の格言についてよもやま話をしようという連載ですが, ラテン語格言に関[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)|
2024.03.14
(第2回)外来における「ふにゃふにゃ」あるいは「ゆるふわ」
「ふにゃふにゃ」あるいは「ゆるふわ」と静的了解
うちの医局では(もう定年で退職したので、厳密には元医局というべきなのですが)、相談に来られる患者本人や家族への対応を、とりあえず今は「ふにゃふにゃ」し[……]
伊藤真のひまわり先生|
2024.03.07
(第65回)選挙と政党
現在、自民党のパーティー券疑惑から、政党の収支が不透明であることが問題になっています。
民間企業や個人で収支が不透明ということはあり得ず、政党や国会議員が特権的な扱いをされているのはおかしいとい[……]
ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)|
2024.03.04
(第6回)わたしのきもち――面会交流(後編)
◆この話の前編(「(第5回)ルビンの壺――面会交流(前編)」)はこちら
その日に向けて
試行的面会交流は、拍子抜けするほどあっさりと、穏やかに始まった。
父母に対しては、事前に個別面接をして[……]
私の心に残る裁判例|
2024.03.01
(第70回)「日本型雇用」の行く末と就業規則法理(池田悠)
秋北バス事件
55歳停年制を新たに定めた就業規則の改正の効力
最高裁判所昭和43年12月25日大法廷判決
判例時報542号14頁掲載
就業規則は、一定規模以上の使用者に対して、労働基準法上[……]