話題の本わしづかみ 一覧

一冊散策| 2020.11.04

『君たちは、数学で何を学ぶべきか—オンライン授業の時代にはぐくむ《自学》の力』(著:長岡亮介)

まえがき 本書は,後に詳しく述べる偶然から,他の仕事を保留して緊急に出版することにしたものです。 緊急出版というのは,日本では2020年2月下旬から流行をはじめたいわゆる「新型コロナ・ウィルス[……]
一冊散策| 2020.10.22

『憲法2─総論・統治』(著:渡辺康行・宍戸常寿・松本和彦・工藤達朗 )

はしがき(抜粋) 本書の姉妹編『憲法Ⅰ 基本権』を公刊したのは、2016年4月のことだった。それから4年半、今こうして本書を公表できることは、著者一同にとって大きな喜びである。この4年半を遅[……]
一冊散策| 2020.10.14

『宇宙の隠れた形を解き明かした数学者—カラビ予想からポアンカレ予想まで』(著:シン=トゥン・ヤウ,スティーブ・ネイディス,訳:久村典子)

まえがき これまで「私の人生の話」を印刷物に載せたことがないので、単純に書くことを心がける。それが読者のためではないとしても、私のためにだ。というわけで人生の最初から始める。私は共産主義革命まっ[……]
一冊散策| 2020.10.13

『建設業法と建設業許可―行政書士による実務と解説』(編:日本行政書士会連合会)

行政書士の目線で読みやすくまとめられた本:『建設業法と建設業許可』を読んで 『建設業法と建設業許可』を実際に活用されている鈴木正子先生に、内容について感想を伺いました。 Q 建設業とは業務とし[……]
一冊散策| 2020.10.12

『基本刑事訴訟法1─手続理解編』(著:吉開多一・緑大輔・設楽あづさ・國井恒志)

はしがき 本書は、刑事訴訟法(以下、本書では「刑訴法」と呼ぶ)を学修しようとする初学者が、基礎力と各種試験に合格するための応用力を身につけ、さらに、実務家となって刑訴法を自ら実践するまでの架[……]
一冊散策| 2020.09.29

『統合失調症は治りますか?:当事者、家族、支援者の疑問に答える』(著:池淵恵美)

この本を手に取ってくださった方へ この本は、統合失調症というこころの病気・脳の疾患について、精神科医である筆者がこれまで受けてきた質問のなかからよく聞かれるものを選んで、それについてどう考えているか[……]
一冊散策| 2020.09.24

『アディクション・スタディーズ:薬物依存症を捉えなおす13章』(著:松本俊彦)

はじめに 松本俊彦 最初に、個人的な体験を話すことをお許し願いたい。 数年前、私は薬物問題に対する人々の強い偏見を思い知らされる経験をした。それなりに高い視聴率を誇る生放送の討論番組だった。[……]
きになる本から| 2020.08.31

「正解病」が検察を蝕む:なぜ小説『ナリ検』を執筆したのか(市川寛)

私は1993年に検事任官し、2007年に弁護士登録しましたが、昨年末の時点で検事と弁護士の経験年数がどちらも13年弱と同じになりました。 だからというわけでもありませんが、検事時代に考えていたこ[……]
一冊散策| 2020.08.26

『圏論入門—Haskellで計算する具体例から』(著:雪田修一)

まえがき このまえがきでは,圏論の初学者には馴染みのない用語が登場する.だいたいの雰囲気をつかんでいただければ十分である.後半に本書の目的とどのような読者を想定しているかを明示する. 圏論は,[……]
一冊散策| 2020.08.25

『戦後憲法学の70年を語る 高橋和之・高見勝利憲法学との対話』(編著:宍戸常寿・林知更・小島慎司・西村裕一)

はしがき 高橋和之先生と高見勝利先生のお二人にお話を伺うことになった。2017年のことである。日本憲法学の発展を長年リードしてきたお二人から、著書や論文の更に奥にあるお考えを詳しく訊いてみた[……]
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