話題の本わしづかみ 一覧
一冊散策|
2019.06.21
『表現の自由とメディアの現在史――統制される言論とジャーナリズムから遠ざかるメディア』(著:田島泰彦)
はしがき
この本で私が究明し、明らかにしたいのは、この国の表現の自由はこれまでどこまで来ていて、これから先どこに向かおうとしているのか、また表現の自由とジャーナリズムの担い手たるメディアはその任務と[……]
一冊散策|
2019.05.22
『離婚後の共同親権とは何か 子どもの視点から考える』(編著:梶村太市・長谷川京子・吉田容子)
離婚後の子に対する「共同親権/監護」の導入は、真に子の利益になるのでしょうか?
その問題点を明らかにし、法改正の是非を論じます。
本書の第2~第8章のサマリーを公開しています。
閲覧には上記[……]
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2019.05.14
『建設業法と建設業許可―行政書士による実務と解説』(編:日本行政書士会連合会)
はじめに
本書のテーマとする建設業は、国民の多くが従事する基幹産業であり、社会インフラの整備など、国民にとって無くてはならない産業であります。また、全国約4万8000名の行政書士にとっても、[……]
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2019.04.19
『あなたも明日は裁判員!?』(編著:飯考行+裁判員ラウンジ)
はじめに
この本は、裁判員を担う市民向けの、裁判員制度の現在・過去・未来についてのガイドブックです。実質的には、裁判員ラウンジのいわば紙上版といえる内容となっています。裁判員ラウンジとは、裁判員経験[……]
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2019.04.11
『国家が人を殺すとき――死刑を廃止すべき理由』(著:ヘルムート・オルトナー / 訳:須藤正美/特別寄稿:村井敏邦
死刑―それは非人道的であり、時代錯誤であり、何よりも効果がない
ドイツのジャーナリスト、ヘルムート・オルトナーの手による本書は、死刑制度の歴史を丹念に解説し、死刑がいかに人間の尊厳を傷つける[……]
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2019.03.28
『民事訴訟法』(著:瀬木比呂志)
はしがき
本書は、民事訴訟法の教科書、概説書である。
民事訴訟法全領域の中でも、民事訴訟法の教科書、概説書の数は際立って多い。その中にあっての本書の多少の特色について書いておきたい(私の専門書[……]