私の心に残る裁判例|
2019.01.07
(第4回)出会いを通して再発見した判決の意義(木下智史)
猿払事件第一審判決
国家公務員法110条1項19号(102条1項、人事院規則14-7)が憲法21条、31条に違反するとした事例―いわゆる猿払事件第一審判決
(旭川地方裁判所1968(昭和43)[……]
法律時評(法律時報)|
2018.12.28
変えるべきか変えざるべきか(長谷部恭男)
◆この記事は「法律時報」91巻1号(2019年1月号)に掲載されているものです。◆
1 それが問題なのか
変えるべきか変えざるべきか、憲法典についてはそれが問われることが多い。しかし、本当にそれが[……]
EUの今を読み解く(伊藤さゆり)|
2018.12.27
(第3回)欧州中央銀行、量的緩和停止へ
欧州中央銀行(ECB)が 12 月 13 日に開催した政策理事会で、国債等の資産を買い入れる量的緩和の停止を決めた。
ECB が量的緩和政策を本格的に開始したのは 2015 年 3 月のこと。日[……]
一冊散策|
2018.12.26
『一帯一路からユーラシア新世紀の道』(編:進藤榮一・周瑋生・一帯一路日本研究センター)
まえがき
なぜいま21世紀シルクロードなのか
一帯一路構想の提唱以来早や5年有余。日本のメディアや論壇は正面から十分に取り上げてきませんでした。中国鉄鋼過剰生産の解消手段だといった国内経済政策論に[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文|
2018.12.17
(第4回)会社法と労働法の交錯(野澤大和)
土田道夫「事業譲渡における労働契約承継法理の可能性―解釈論・立法政策の提言」
法律時報90巻7号(2018年6月号)34頁~39頁より
実務上、事業譲渡又は会社分割のいずれかの手法により、会社のあ[……]