#一冊散策 タグ 記事一覧
一冊散策| 2019.08.21
『オープンダイアローグがひらく精神医療』(著:斎藤環)
プロローグ 驚異の旅
ずっと疑問だったのだ。ケロプダス病院では、スタッフ一人当たりのケースロードが増えすぎてバーンアウトが起こったり、ミーティングの予約システムがパンクしたりということがなぜないのか[……]
一冊散策| 2019.06.21
『表現の自由とメディアの現在史――統制される言論とジャーナリズムから遠ざかるメディア』(著:田島泰彦)
はしがき
この本で私が究明し、明らかにしたいのは、この国の表現の自由はこれまでどこまで来ていて、これから先どこに向かおうとしているのか、また表現の自由とジャーナリズムの担い手たるメディアはその任務と[……]
一冊散策| 2019.05.22
『離婚後の共同親権とは何か 子どもの視点から考える』(編著:梶村太市・長谷川京子・吉田容子)
離婚後の子に対する「共同親権/監護」の導入は、真に子の利益になるのでしょうか?
その問題点を明らかにし、法改正の是非を論じます。
本書の第2~第8章のサマリーを公開しています。
閲覧には上記[……]
一冊散策| 2019.05.14
『建設業法と建設業許可―行政書士による実務と解説』(編:日本行政書士会連合会)
はじめに
本書のテーマとする建設業は、国民の多くが従事する基幹産業であり、社会インフラの整備など、国民にとって無くてはならない産業であります。また、全国約4万8000名の行政書士にとっても、[……]
一冊散策| 2019.04.19
『あなたも明日は裁判員!?』(編著:飯考行+裁判員ラウンジ)
はじめに
この本は、裁判員を担う市民向けの、裁判員制度の現在・過去・未来についてのガイドブックです。実質的には、裁判員ラウンジのいわば紙上版といえる内容となっています。裁判員ラウンジとは、裁判員経験[……]
一冊散策| 2019.04.11
『国家が人を殺すとき――死刑を廃止すべき理由』(著:ヘルムート・オルトナー / 訳:須藤正美/特別寄稿:村井敏邦
死刑―それは非人道的であり、時代錯誤であり、何よりも効果がない
ドイツのジャーナリスト、ヘルムート・オルトナーの手による本書は、死刑制度の歴史を丹念に解説し、死刑がいかに人間の尊厳を傷つける[……]