#一冊散策 タグ 記事一覧
一冊散策| 2022.12.19
『民事訴訟法[第2版]』(著:瀬木比呂志)
第2版 はしがき
幸い多くの読者を得ることができた本書初版の刊行から3年半が経過した。この間、逐次、全面的な改訂の準備を進めてきたが、ようやくそのための検討を終えることができたので、判例学説等の補充[……]
一冊散策| 2022.12.05
『日本学術会議―歴史と実績を踏まえ、在り方を問う』(著:大西隆)
はじめに
会長に選ばれた理由
「どうしても大西さんに会長になってもらいたい人たちがいるようだね」、東日本大震災の年、2011年10月3日のことである。この日に行われていた日本学術会議総会(以下、日[……]
一冊散策| 2022.11.16
『痴漢を弁護する理由』(編:大森顕、山本衛)
はしがき
「痴漢」という言葉を聞いて、みなさんの頭にはどのようなイメージが浮かぶでしょうか。
治安を乱す犯罪者
性欲の赴くがままに行動する「変態」
あるいは「痴漢冤罪」という言葉で[……]
一冊散策| 2022.11.04
『発明の経済学—イノベーションへの知識創造』(著:長岡貞男)
はじめに
本書は、イノベーションの根幹にある発明についての経済研究をまとめたものである。発明は技術フロンティアを拡張し、消費財の多様性拡大、生産性の向上、病の治療や予防、省エネルギーや環境保護な[……]
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一冊散策| 2022.10.28
『「生きづらさ」を聴く:不登校・ひきこもりと当事者研究のエスノグラフィ』(著:貴戸理恵)
まえがき
「この場は、やっぱり乾パンでしょう」
2019年3月、参加して4〜5年になるHさん(30代男性)が、紙皿に乾パンを開けて配ってくれた。
私たちの場は、「生きづらさからの当事者研[……]
一冊散策| 2022.10.27
『実践トラウマインフォームドケア:さまざまな領域での展開』(著:亀岡智美)
序文
わが国のこころのケアを牽引してきた兵庫県こころのケアセンターの亀岡智美先生の編著による『実践トラウマインフォームドケア――さまざまな領域での展開』の序文を書くことは身に余る光栄である。
[……]
一冊散策| 2022.10.05
『エレガントな解答をもとむ名作セレクション2000〜2020』(編:数学セミナー編集部)
まえがき
本書は,月刊誌『数学セミナー』(日本評論社) にて 1962 年の創刊当初から続いている名物コーナー「エレガントな解答をもとむ」の傑作選です.「エレガントな解答をもとむ」とは,数学者を中心[……]
一冊散策| 2022.09.16
『親の疑問に答える 子どものこころの薬ガイド』(著:岡田俊)
はじめに
子どもは、しょっちゅう病気にかかります。熱を出したと保育園や幼稚園から連絡があり、お迎えに行って、そのまま病院に行った日々も思い出されます。しかし、子どもは錠剤が飲めなかったり、薬を吹き出[……]
一冊散策| 2022.09.14
『経済論文の書き方』(編:経済セミナー編集部)
はしがき
1 本書のねらい
大学の授業やゼミなどでレポートや論文を執筆する課題が出たときに、困ったことはないでしょうか。また、いきなり論文を読んで内容をまとめて発表する機会に直面して、戸惑ってしま[……]
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一冊散策| 2022.09.13
『コロナ危機、経済学者の挑戦—感染症対策と社会活動の両立をめざして』(著:仲田泰祐・藤井大輔)
はしがき
本書の背景
2020 年初頭に瞬く間に世界中に広がった新型コロナウイルス感染症は、人々の命・暮らしに大きな影響を及ぼしました。そして、コロナ危機への対策として打ち出された行動制限などのさ[……]
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