#一冊散策 タグ 記事一覧

一冊散策| 2022.11.04

『発明の経済学—イノベーションへの知識創造』(著:長岡貞男)

はじめに 本書は、イノベーションの根幹にある発明についての経済研究をまとめたものである。発明は技術フロンティアを拡張し、消費財の多様性拡大、生産性の向上、病の治療や予防、省エネルギーや環境保護な[……]
一冊散策| 2022.10.28

『「生きづらさ」を聴く:不登校・ひきこもりと当事者研究のエスノグラフィ』(著:貴戸理恵)

まえがき 「この場は、やっぱり乾パンでしょう」 2019年3月、参加して4〜5年になるHさん(30代男性)が、紙皿に乾パンを開けて配ってくれた。 私たちの場は、「生きづらさからの当事者研[……]
一冊散策| 2022.10.27

『実践トラウマインフォームドケア:さまざまな領域での展開』(著:亀岡智美)

序文 わが国のこころのケアを牽引してきた兵庫県こころのケアセンターの亀岡智美先生の編著による『実践トラウマインフォームドケア――さまざまな領域での展開』の序文を書くことは身に余る光栄である。 [……]
一冊散策| 2022.10.05

『エレガントな解答をもとむ名作セレクション2000〜2020』(編:数学セミナー編集部)

まえがき 本書は,月刊誌『数学セミナー』(日本評論社) にて 1962 年の創刊当初から続いている名物コーナー「エレガントな解答をもとむ」の傑作選です.「エレガントな解答をもとむ」とは,数学者を中心[……]
一冊散策| 2022.09.16

『親の疑問に答える 子どものこころの薬ガイド』(著:岡田俊)

はじめに 子どもは、しょっちゅう病気にかかります。熱を出したと保育園や幼稚園から連絡があり、お迎えに行って、そのまま病院に行った日々も思い出されます。しかし、子どもは錠剤が飲めなかったり、薬を吹き出[……]
一冊散策| 2022.09.14

『経済論文の書き方』(編:経済セミナー編集部)

はしがき 1 本書のねらい 大学の授業やゼミなどでレポートや論文を執筆する課題が出たときに、困ったことはないでしょうか。また、いきなり論文を読んで内容をまとめて発表する機会に直面して、戸惑ってしま[……]
一冊散策| 2022.09.13

『コロナ危機、経済学者の挑戦—感染症対策と社会活動の両立をめざして』(著:仲田泰祐・藤井大輔)

はしがき 本書の背景 2020 年初頭に瞬く間に世界中に広がった新型コロナウイルス感染症は、人々の命・暮らしに大きな影響を及ぼしました。そして、コロナ危機への対策として打ち出された行動制限などのさ[……]
一冊散策| 2022.09.07

『概説 教育経済学』(著:松塚ゆかり)

はじめに ノーベル経済学者で、教育と経済学の分野で数々の功績を残したセオドア・シュルツ (Theodore W. Schultz) は、教育がもたらすおそらく最大の恩恵は「変化に対応するちから」であ[……]
一冊散策| 2022.08.23

『子どものこころがそだつとき:子育ての道しるべ』(著:笠原麻里)

はしがき 児童精神科という土俵で、子どものこころに向き合って四半世紀ほどが経つ。この時間は、臨床現場でその姿を追わせていただいた尊敬すべき多くの先達にまったく及ぶものではなく、道半ばにすぎない。それ[……]
一冊散策| 2022.08.15

『法学者・法律家たちの八月十五日』(日本評論社法律編集部)

はしがき 昭和二十年八月十五日、正午。雑音まじりのラジオから流れてきた、あの独特の抑揚をもった「玉音」を人々はどのような感慨をもって聞いたのだろうか。そしていま、あの日をどのような思いで振り返っ[……]
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