#捜査官! タグ 記事一覧

捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2020.04.15

(第20回)捜査・公判を通じ捜査側の多くの違法行為が介在し、最高裁の判決自体も二転三転し、18年目にしてようやく無罪判決が確定した戦後最大の冤罪事件―八海事件(2)

前回は、主として捜査官の違法行為を中心に指摘したが、今回は、本件の誤判原因を解明した後、本件当時と現在との捜査の比較や最高裁における審理方式の違いなどについて解説する。 8 誤判・冤罪の原因は何か [……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2020.03.16

(第19回)捜査・公判を通じ捜査側の多くの違法行為が介在し、最高裁の判決自体も二転三転し、18年目にしてようやく無罪判決が確定した戦後最大の冤罪事件―八海事件(1)

老夫婦を殺害して金品を奪った強盗殺人事件について、単独で実行した旨自白した被疑者に対し無理な取調べをした結果、「5人共犯」の自白をさせて5名全員を起訴した上、第1次差戻し後の控訴審では、真実のアリバイ[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2020.02.12

(第18回)重要な鑑定結果を秘匿し、決め手にならない情況証拠だけで、無実の男性を犯人と断定して起訴―東電女性社員殺害事件

東電女性社員殺害事件 殺害された女性の身体や室内にいくつもの有力な痕跡が残されていたのに、検察官は、重要な鑑定結果を秘匿し他の物証を慎重に検討しないまま、決め手にならない情況証拠だけに基づいて、不法[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2020.01.14

(第17回)4件目の「死刑台からの生還」事件─島田事件

島田事件 本件は、事件後2か月半も経過した後、本件について何らの嫌疑もない被告人を軽微な別件で逮捕した上、その供述するアリバイを否定して犯行を無理やり自白させ、死刑判決を受けさせたものである。 [……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2019.12.11

(第16回)犯行着衣等に血痕反応がないとする鑑定書を隠匿したまま起訴し死刑判決を受けさせた─松山事件

松山事件 仙台地決昭和54年12月6日判時949号11頁 仙台高決昭和58年1月31日判時1067号3頁 仙台地判昭和59年7月11日判時1127号34頁 仙台地判平成[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2019.11.11

(第15回)現場に遺留された多くの物証には目もくれず、ひたすら、目星をつけた被疑者を厳しく追及して虚偽自白させ起訴─氷見事件

氷見事件 富山地判平成14年11月27日 富山地判平成27年3月9日判時2261号47頁 連続して発生した屋内強姦事件について、似顔絵などに基づく聞き込み捜査でA氏への嫌疑を深め[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2019.10.15

(第14回)違法な取調べで無理やり虚偽自白をさせ、自然発火による火災事故を保険金目的による放火殺人事件として起訴─東住吉事件

東住吉事件 大阪地判平成11年3月30日判時2324号63頁 大阪地決平成24年3月7日判時2324号43頁 大阪地判平成28年8月10日判時2324号11頁 自動車の[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2019.09.17

(第13回)被告人のアリバイを証言した証人を偽証罪で逮捕・勾留・起訴―甲山事件(2)

甲山事件(2) 前回の記事を見る (5) 明白なアリバイをつぶすため事実の歪曲・ねつ造 しかし、証拠ねつ造の最大のものは、第2次捜査の段階で行われたアリバイ潰しである。第1次捜査の際、検[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2019.08.14

(第12回)一旦不起訴にした被告人を4年後に再逮捕し事実を歪曲した新証拠を作成して無理やり起訴―甲山事件(1)

甲山事件(1) 神戸地判昭和60年10月17日判時1179号28頁 大阪高判平成2年3月23日判時1354号26頁 神戸地判平成10年3月24日判時1643号3頁 大阪高判[……]
特設ページ| 2019.07.11

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