#法律 タグ 記事一覧

法律時評(法律時報)| 2024.11.27

弱い個人などいない。個人を弱くしているものがあるとすれば、それは社会である。— 最高裁旧優生保護法違憲大法廷判決を読む(蟻川恒正)

◆この記事は「法律時報」96巻13号(2024年12月号)に掲載されているものです。◆ 「戦後最大の人権侵害」。 2024年7月3日、最高裁大法廷は、特定の疾病・障碍を有する原告ら[……]
一冊散策| 2024.11.21

『違法捜査と冤罪 捜査官! その行為は違法です。[第2版]』(著:木谷明)

第二版 はしがき 二〇二一年に公刊した本書旧版は、類書がなかったこともあって、読者に好感を持って受け止められたようである。そのためであろうか、今回、出版社から改訂したい旨の申出を受けた。 [……]
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―| 2024.11.20

大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―

日本を含めて大麻に関する世界的な問題意識の高まりは、20世紀後半の現象です。しかし、大麻に関する科学的な研究が深まったのはここ数十年のことで、当時の犯罪化の根拠については科学性は希薄、むしろ政[……]
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―| 2024.11.20

大麻取締法改正と「後戻り」できなくなる学生たち(吉田緑)

1 はじめに 「1回使用してしまっただけで、薬物依存となり後戻りができなくなります」 これは、ある私立大学の2024年度の学生手帳に記載されている文言である。覚醒剤、大麻、危険ドラッグ等の「薬[……]
一冊散策| 2024.11.13

『家裁調査官、こころの森を歩く — 離婚、親権、面会交流、そして少年非行』(著:高島聡子)

はしがき この本は、『こころの科学』に連載されたコラム「こころの現場から」と、「Web日本評論」に連載された「ただいま調査中! --- 家庭裁判所事件案内」というエッセイをまとめたものに、書籍化にあ[……]
特集から(法学セミナー)| 2024.11.12

企画趣旨(樋口亮介)/因果関係の論証パターン(大関龍一)(特集:刑法研究者が作った論証パターン)

◆この記事は「法学セミナー」839号(2024年12月号)に掲載されているものです。◆ 特集:刑法研究者が作った論証パターン 刑法の答案の書き方、悩んでいませんか? 学説史・判例の双方を[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2024.11.12

(第73回)配転法理と合意の外側について(松井博昭)

両角道代「配転法理における合意と『合意の外側』―新たなバランスを求めて」 法律時報96巻6号(2024年6月号)27~33頁 近時、配転命令に関する最高裁判決があり(最二小判令和6年4月26日労判[……]
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―| 2024.11.08

「ダメ。ゼッタイ。」がもたらす悪影響(谷家優子)

はじめに 日本民間放送連盟(民放連)が制作した広告として「覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」が頻繁にテレビに流れ始めたのは1983年。1987年に設立された財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止[……]
伊藤真のひまわり先生| 2024.11.07

(第73回)マイナ保険証と憲法

2023年12月の閣議決定で、2024年12月2日に健康保険証の新規発行を停止し、マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)への移行を進めることが示されました。 政府はマイナ保険証のメリ[……]
私の心に残る裁判例| 2024.11.01

(第78回)経済再生優先判決と名付けた判例群(高須順一)

経済再生優先判決 抵当権の物上代位に基づく不動産賃料債権差押えの効力に関する一連の判例群 ①最高裁判所平成10年1月30日第二小法廷判決 【判例時報1628号 3頁】 ②最高裁判所平成10年3月[……]
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