#法律 タグ 記事一覧

悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2021.05.18

(第29回・最終回)自白は証拠の女王である

Cōfessiō est rēgīna probātiōnum. かなり後代の法格言であって、近世くらいの産物かもしれない。16世紀のカロリーナ刑法典のもとでは、格言として定着していただろう [……]
特集/LGBTQ・性的マイノリティと法――トランスジェンダーの諸問題| 2021.05.12

(第4回)性同一性障害者特例法は何が問題か(谷口洋幸)

性同一性障害者特例法は何が問題か 2020年9月、日本学術会議は「性別記載変更法(仮称)」の制定に関する提言書を発出した((日本学術会議2020『性的マイノリティの権利保障を目指して(Ⅱ):トランス[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2021.05.11

(第34回)拷問によって被疑者を無理やり自白させた上、被疑者が検察官に提出した拷問の事実を訴える手記などを隠匿し通した─梅田事件

21世紀の現在でも、取調べにおける暴力の行使は時にみられるが、昭和20年代では、拷問が堂々と行われていた。 梅田事件 釧路地網走支判昭和29年7月7日(無期懲役) 札幌高[……]
私の心に残る裁判例| 2021.05.06

(第36回)二風谷判決 その次は?(市川守弘)

二風谷ダム事件判決 1 アイヌ民族が先住民族であると認めた事例 2 収用裁決の取消訴訟において、事業認定の違法性を取消事由として主張することができるか(積極) 3 アイヌ民族の文化を不当に軽視な[……]
伊藤真のひまわり先生| 2021.05.03

(第31回)憲法53条について

憲法53条後段は、「いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない」と、臨時国会の召集について定めています。 ところが2017年、「モリカケ問題」の[……]
民事弁護スキルアップ講座(中村真)| 2021.05.01

(第12回)再審(1):再審申立ての実際

いつの間にやら令和3年度が開始しています。 さて、今回、久しぶりに連載再開となりましたが、今回からは、少し趣向を変え、民事の再審を取り上げたいと思います。 1 再審について知っておきたいこと [……]
法律時評(法律時報)| 2021.04.30

ゲームストップ株価の乱高下(湯原心一)

◆この記事は「法律時報」93巻5号(2021年5月号)に掲載されているものです。◆ 1 はじめに 2021年1月中旬から2月初旬にかけて、米国の株式市場においてゲームストップ社(GameStopC[……]
特集/LGBTQ・性的マイノリティと法――トランスジェンダーの諸問題| 2021.04.28

(第3回)トランスジェンダーと「性暴力論」を切り離す(立石結夏)

トランスジェンダーの男女別施設利用の問題を論じる際、性犯罪、性暴力の話に議論が及ぶことがある。筆者は、この「性暴力論」が持ち出されること自体に疑問を持っている。なぜならトランスジェンダー女性(以下、M[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2021.04.27

(第32回)新型コロナウイルス感染症とコーポレート・ガバナンス(野澤大和)

小出篤「新型コロナウイルス感染症とコーポレート・ガバナンス」 法学教室486号(2021年)22頁~27頁より 筆者は、本連載の第25回「コロナ禍で改めて問われた株主総会の物理的会合の意義」におい[……]
特集/LGBTQ・性的マイノリティと法――トランスジェンダーの諸問題| 2021.04.26

(第2回)トランスジェンダーのパス度に関する裁判例の日米比較考(石橋達成)

はじめに トランスジェンダーのパス度とは、トランスジェンダーが自認する性別として社会から認識され、通用する度合いを指す用語である。 論者によって定義が分かれるところではあるが、トランスジェンダ[……]
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