#法律 タグ 記事一覧

悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.01.27

(第18回)法律がなければ犯罪はない/法律がなければ刑罰はない

Nūllum crīmen sine lēge. / Nūlla poena sine lēge. フォイエルバッハの刑法教科書(1811年)ではじめて用いられた標語と伝えられる。 「あらかじ[……]
渋谷重蔵は冤罪か?―19世紀、アメリカで電気椅子にかけられた日本人(村井敏邦)| 2020.01.21

(第17回)電気椅子処刑第1号:ケムラーの件

重次郎事件の弁護人変更の経緯 重次郎の事件の最後のへイービアス・コーパスとニュートライアル(第14回参照)については、電気処刑第1号事件の弁護人ロジャー・シャーマンが弁護を担当した。電気椅子処刑の残[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2020.01.20

(第17回)企業不祥事における取締役の監視義務違反(沼田知之)

伊勢田道仁「取締役の監視義務と信頼の原則」 法と政治69巻4号(関西学院大学法政学会、2019年)より 企業不祥事が明らかになった場合、企業が受けるダメージを最小化し、早期に企業活動を正常[……]
民事弁護スキルアップ講座(中村真)| 2020.01.16

(第1回)意外と難しい利益相反の整理と対応

1 はじめに 「医者の不養生」という言葉がありますが、「弁護士の法不適合」ともいうべき事態がよく見られます。弁護士業務を行う上で、当然理解し押さえておかなければならない知識が疎かになっているために、[……]
特集から(法学セミナー)| 2020.01.15

企画趣旨(姜文江)(特集:身体拘束を考える――恣意的拘禁と国際人権)

◆この記事は「法学セミナー」780号(2020年2月号)に掲載されているものです。◆ 特集:身体拘束を考える――恣意的拘禁と国際人権 国家と法による長期の身体拘束が様々な場面で起きている。わが[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2020.01.14

(第17回)4件目の「死刑台からの生還」事件─島田事件

島田事件 本件は、事件後2か月半も経過した後、本件について何らの嫌疑もない被告人を軽微な別件で逮捕した上、その供述するアリバイを否定して犯行を無理やり自白させ、死刑判決を受けさせたものである。 [……]
伊藤真のひまわり先生| 2020.01.09

(第16回)教育を受ける権利

2020年度から始まる予定だった大学入学共通テストについて、国語と数学の記述式問題と英語の民間試験の導入が見送られました。議論が十分に尽くされないまま実施されようとしたことで振り回されたのは、他ならぬ[……]
私の心に残る裁判例| 2020.01.06

(第19回)上場会社とM&A法制のあり方(吉本健一)

ブルドックソース事件最高裁決定 1 株主平等の原則の趣旨は株主に対して新株予約権の無償割当てをする場合に及ぶか 2 株主に対する差別的取扱いが株主平等の原則の趣旨に反しない場合 3 特定の株[……]
法律時評(法律時報)| 2019.12.27

廃プラスチックと環境法(北村喜宣)

◆この記事は「法律時報」92巻1号(2020年1月号)に掲載されているものです。◆ 1 踊る「プラスチック」 2018年は、新聞紙上に「プラスチック」という文字が最も多く踊った年であっただろう。 [……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2019.12.26

(第17回)裁判官は物言う法律である

Jūdex est lēx loquēns. 英法の格言。 「裁判官の任務は法を宣言することであって、法を与えることではない Jūdicis est jūs dīcere nōn dare. [……]
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