#医学 タグ 記事一覧

#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.04.04

(第1回)「その人らしさ」を支えるということ

そもそも、支援って? 支援という言葉を聞くと、多くの人は「何かをしてあげること」を思い浮かべるかもしれません。発達障害のある方への支援においても、「スキルを身につけてもらう」「できないことを補う」な[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.03.14

(第19回)生殖補助医療で生まれる子の法的地位と出自を知る権利:法整備不在の下に次々と生まれてくる子どもたち

前回は、日本の生殖補助医療には未だほとんど何の法的規制もなく、規制は産科婦人科学会を中心とした医師の自主規制という形で行われていること、そして、自主規制の効力には限界があり、学会の見解に反する生殖医療[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.03.13

(第14回)結論の出ないケース検討会

精神科でのケース検討会は基本的に他の身体科でのケース検討会とはかなり違いますし、違わなければあまり意味がありません。精神科での診断と身体科での診断、臨床心理学の先生の見立ては、それぞれ違うことを目指し[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.02.19

(第18回)日本の生殖補助医療:法的規制の不在と医師による自主規制の限界

生物学の範囲を超えるので、今回 (と次回) のテーマについて書くか書くまいか、かなり迷った。しかし、生殖補助医療分野の技術の進歩に、法的な規制がまったく追いついていないのが日本の現状である。国による規[……]
特別企画から(こころの科学)| 2025.02.17

序文(特別企画:みんなで考えた統合失調症の未来)(編:福田正人=青木省三=宮岡等=吉川徹)

◆本記事は「こころの科学」240号(2025年3月号)の、福田正人=青木省三=宮岡等=吉川徹編「特別企画:みんなで考えた統合失調症の未来」に掲載されている序文です。◆ 1985年創刊の『こころの[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.02.14

(第13回)病んでいる人が家族の中でいちばん弱いわけではない

ある講演で心理学者の河合隼雄先生が言われていた印象深い言葉があります。精神的に病んでいる人は必ずしも家族の中でいちばん弱い人ではない、むしろときには家族の中でいちばん精神的に強い人が家族の人柱のように[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.01.16

(第17回)人工授精、体外受精・胚移植が可能にしたこと:代理母・借り腹出産

Consequenceコンセクエンス という英単語をご存じだろうか。接頭辞の con は with (一緒に、ともに) という意味を、sequence は連続するもの、ひと続きのものという意味をもつ。[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.01.14

(第12回)自分の感情を打腱器にするということ

打腱器というのは、脳神経内科の先生が腱反射をみるときに使う道具です。道具はなんでもそうであるように使い勝手があります。たとえば、膝での膝蓋腱反射は手慣れていない人があまりよくない道具で試みても比較的簡[……]
一冊散策| 2024.12.26

『傷はそこにある — 交差する逆境・横断するケア』(著:大嶋栄子)

[プロローグ]Homeをつくる --- 女性たちが安全でいられる場所 「それいゆ」と名づけた女性たちの新しい居場所を、2002年9月に札幌市白石区で始めた。 当時はまだ法人格もなく、立ち上げ準[……]
特別企画から(こころの科学)| 2024.12.17

序文(特別企画:生きづらさと犯罪 — 新たな支援に向けて)(編:田島光浩)

◆本記事は「こころの科学」239号(2025年1月号)の、田島光浩編「特別企画:生きづらさと犯罪 --- 新たな支援に向けて」に掲載されている序文です。◆ 日本における犯罪件数は、この20年ほど[……]
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