#医学 タグ 記事一覧

ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.01.16

(第17回)人工授精、体外受精・胚移植が可能にしたこと:代理母・借り腹出産

Consequenceコンセクエンス という英単語をご存じだろうか。接頭辞の con は with (一緒に、ともに) という意味を、sequence は連続するもの、ひと続きのものという意味をもつ。[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.01.14

(第12回)自分の感情を打腱器にするということ

打腱器というのは、脳神経内科の先生が腱反射をみるときに使う道具です。道具はなんでもそうであるように使い勝手があります。たとえば、膝での膝蓋腱反射は手慣れていない人があまりよくない道具で試みても比較的簡[……]
一冊散策| 2024.12.26

『傷はそこにある — 交差する逆境・横断するケア』(著:大嶋栄子)

[プロローグ]Homeをつくる --- 女性たちが安全でいられる場所 「それいゆ」と名づけた女性たちの新しい居場所を、2002年9月に札幌市白石区で始めた。 当時はまだ法人格もなく、立ち上げ準[……]
特別企画から(こころの科学)| 2024.12.17

序文(特別企画:生きづらさと犯罪 — 新たな支援に向けて)(編:田島光浩)

◆本記事は「こころの科学」239号(2025年1月号)の、田島光浩編「特別企画:生きづらさと犯罪 --- 新たな支援に向けて」に掲載されている序文です。◆ 日本における犯罪件数は、この20年ほど[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.12.16

(第16回)卵子の凍結:受精卵凍結(胚凍結)と未受精卵子凍結

昨年 2023 年の春夏ごろ、「卵子凍結」という言葉が頻繁に新聞や TV に登場していたのだが、気づかれただろうか。きっかけは、東京都が、「少子化対策の一環として、健康な女性の卵子凍結保存に対して、支[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.12.13

(第11回)小さなこころは大きくできない

テレビドラマを見ていたら、初老の男性上司の何がしかの発言に対して、20代の部下の女性が「小さ!」とその器の小ささを小声で吐き捨てる場面がありました。近ごろ、もう老い先も短いんだからとサンタンドレという[……]
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―| 2024.11.20

大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―

日本を含めて大麻に関する世界的な問題意識の高まりは、20世紀後半の現象です。しかし、大麻に関する科学的な研究が深まったのはここ数十年のことで、当時の犯罪化の根拠については科学性は希薄、むしろ政[……]
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―| 2024.11.20

大麻取締法改正と「後戻り」できなくなる学生たち(吉田緑)

1 はじめに 「1回使用してしまっただけで、薬物依存となり後戻りができなくなります」 これは、ある私立大学の2024年度の学生手帳に記載されている文言である。覚醒剤、大麻、危険ドラッグ等の「薬[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.11.15

(第15回)不妊:男性不妊・女性不妊・不妊治療・生殖補助医療

晩婚化・晩産化の進む今日、不妊と聞くと、加齢による生殖能力の低下ばかりに目が行きがちだ。私も、ここまで数回にわたって、年齢にともなう妊娠率の低下や流産率の上昇、遺伝子の変化などについてお話ししてきた。[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.11.14

(第10回)多数決的共和国としての私

「あなたは本当はこう思っているんでしょう」とか、「あなたの本音はどうなの」とか、こう聞かれて戸惑うことはないでしょうか。そもそも私たちの行動に本当にひとつの動機がいつもあるのかどうか。たとえば「私のこ[……]
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