#医学 タグ 記事一覧

一冊散策| 2024.11.13

『家裁調査官、こころの森を歩く — 離婚、親権、面会交流、そして少年非行』(著:高島聡子)

はしがき この本は、『こころの科学』に連載されたコラム「こころの現場から」と、「Web日本評論」に連載された「ただいま調査中! --- 家庭裁判所事件案内」というエッセイをまとめたものに、書籍化にあ[……]
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―| 2024.11.08

「ダメ。ゼッタイ。」がもたらす悪影響(谷家優子)

はじめに 日本民間放送連盟(民放連)が制作した広告として「覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」が頻繁にテレビに流れ始めたのは1983年。1987年に設立された財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止[……]
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―| 2024.10.29

アディクションとはなにか──精神作用物質、合法薬物と違法薬物の線引き(野田哲朗)

1 アディクションとは アディクションを辞書で引くと、耽溺、依存症とある。依存症と言われてすぐ思い浮かぶのがアルコール・薬物依存症だろう。消費者金融などで借金を重ね、家族が泣いてすがろうが止めない、[……]
一冊散策| 2024.10.24

『発達障害なんか怖くない――「特性」を「障害」にしないために』(編:大高一則・大嶋正浩・大瀧和男)

はじめに 大高一則 まず「発達障害」の話をしよう! 皆さん、この本をどのような思いで手にとられましたか? 発達障害といわれたお子さんがいる。うちの子は発達障害特性をもっているのではないか? [……]
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―| 2024.10.21

大麻取締法改正を考える(園田寿)

1 はじめに 昨年(2023年)12月の改正で、大麻取締法の名前が六法全書から消えた。といっても、大麻に対する縛りが解けて、大麻が合法化されたのではない。大麻に含まれている精神作用物質の一つであり、[……]
特別企画から(こころの科学)| 2024.10.17

序文(特別企画:双極症と生きる)(編:鈴木映二)

◆本記事は「こころの科学」238号(2024年11月号)の、鈴木映二編「特別企画:双極症と生きる」に掲載されている序文です。◆ 筆者が双極症の当事者会で出会った数多くの方々は互いに助け合い、とき[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.10.16

(第9回)アヒルのようにみえればそれはアヒルである

20世紀、時代は「主体」というものを求めていました。「主体」というのは、まあ、言ってみれば自分のことです。今では「ださい」行動のひとつの典型として揶揄される(ディスられると言ったほうが通りがよいのでし[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.10.15

(第14回)父母の年齢と生殖細胞遺伝子の変化:染色体の突然変異と DNA の断片化

カップルの年齢が上がるにつれ、妊娠率は下がり、流産率は上がり、母体への負の影響は増加する。しかし、それだけではない。カップルの年齢が上がるにつれ、生まれてくる子が何らかの先天性疾患をもっている可能性も[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.09.17

(第13回)男性の年齢と生殖:精液の量と質、妊娠確率、流産確率

かなりの高齢になっても父親になる有名人もいるせいだろうか。それとも、出産するのは女性なので女性のデータのほうが集めやすい、という安易な理由からだろうか。男性の年齢が生殖に及ぼす影響は、女性の年齢の影響[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.09.13

(第8回)言うまでもなく、がんばったらなんでもできるわけではない

アタックNo.1 この連載では、なぜか昭和のテレビ番組や映画が次々に頭に浮かんで困っています。絶対に、若い読者の方々は今、私の脳裏に浮かんでいる番組をご存じないと思うからです。たとえば、「苦しくたっ[……]
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