#社会 タグ 記事一覧

2024.02.06

離婚後共同親権は、子どもを追い詰め、希望をふさぐ(熊上崇)

法制審議会がとりまとめた要綱案 法務省法制審議会家族法制部会は、2023年12月に離婚後共同親権の導入を含む要綱案((法務省法制審議会家族法制部会「家族法制の見直しに関する要綱案(案)」部会資料35[……]
目次からみる「日本評論」と時代| 2024.02.01

(第3回)雑誌「日本評論」11巻4号(1936年4月号)

今回ご紹介するのは、創刊の翌年、1936(昭和11)年4月号です。 日評アーカイブズでは、「日本評論」を復刻しています。本号は、こちらから。 1 表紙 「日本評論」は、表紙にある通り、前身の「経[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.01.16

(第5回)脳の性分化 1:胎児期の男性ホルモンと性自認

第 2 回から第 4 回まで 3 回にわたって,ほ乳類そしてヒトの生殖器官がどのようなしくみでオス型やメス型,あるいはそれとは異なる形に発達していくかをお話ししてきたわけだが,そこでお話しした図 1 [……]
一冊散策| 2023.12.26

『家庭裁判所物語』(著:清永聡)

日本初の女性弁護士、初の女性裁判所長であり、家庭裁判所創設にもかかわった三淵嘉子さん。 彼女の足跡を辿った、清永聡『三淵嘉子と家庭裁判所』の刊行に際して、「はしがき」、「第1章 荒廃からの出発 [……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2023.12.15

(第4回)生殖腺と外性器の性が異なることもある:アンドロゲン不応症と先天性副腎皮質過形成

前回は、典型的な男女像とは異なる体をもって生まれてくる人がいること、医学的には性分化疾患とよばれる「性染色体、生殖腺、解剖学的な性の発達が、先天的に非定型的な状態」で生まれてくる人がいることを、皆さん[……]
一冊散策| 2023.12.14

『三淵嘉子と家庭裁判所』(編著:清永聡)

刊行にあたって 世界経済フォーラム(WEF)が毎年公表する、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数で、令和5(2023)年の日本の総合スコアは「0.647」、146か国中125位でした([……]
一冊散策| 2023.12.14

『三淵嘉子・中田正子・久米愛 日本初の女性法律家たち』(著:佐賀千惠美)

はじめに これは、三淵嘉子先生、中田正子先生、久米愛先生という日本で初めて女性で弁護士になった3人のドキュメンタリーとして、私が平成3年(1991年)に出版していた『華やぐ女たち 女性法曹のあけぼの[……]
一冊散策| 2023.11.21

『東京・練馬発「対話的研究会」の試み』(編著:暉峻淑子)

「対話的研究会」の試み 「戦争の反対語は平和ではなく対話です」。 対話的研究会の世話人の一人である暉峻淑子さんの著書『対話する社会へ』の帯にはこう書かれています。 対話こそが、人間社会を[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2023.11.16

(第3回)性決定・性分化の複雑さとインターセクシュアル:男女の定型とは異なる体の性もある

実際はとても複雑な性分化のしくみ まずは、第 2 回「体の性決定・性分化のしくみ:男女の生殖器官はどのようにできるのか」のおさらいから始めよう(図 1)。 ヒトの胎児は、受精後[……]
WCSJ2023 メデジンレポート(みわよしこ)| 2023.11.06

コロンビアの空の下で、科学と社会を語り合う(3)

ジェンダー問題に取り組まないと何が起きるのか WCSJ2023において通底する関心対象となっていたのは、世界に現実として存在する不平等と不公正であり、それらが生み出す重層的かつ複雑な差別であった[……]
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